...玉造の小町 (小野の小町に)ほんとうに男のわがままには呆(あき)れ返ってしまいます...
芥川龍之介 「二人小町」
...すっかりわがままになってしまってさ!」いきなりシューラの両肩(りょうかた)を掴(つか)んで...
ソログーブ・フョードル 米川正夫訳 「身体検査」
...わがままに強く仕合わせに生きて行くことであろうとも思うのだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...もっとわがままに...
太宰治 「斜陽」
...わがままに育てられていますから...
太宰治 「ろまん燈籠」
...しかし弓を動かす演奏者の手首がわがままに堅くては...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...この女はわがままに育ったに違いない...
夏目漱石 「三四郎」
...実際は同じ源因がかえって僕をわがままにしている...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...一般に推し広めようとするわがままにほかならんのであります...
夏目漱石 「私の個人主義」
...臆病にしてもわがままにしても...
羽仁もと子 「おさなご」
...父はとてもわがままになっていたのでした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...これまでわがままに生きてきて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...わがままには戻らないだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...正義の理に従われ決して我々のわがままには応じられないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこここわがままに生えていた木もすでに緑の上衣を剥(は)がれて...
山田美妙 「武蔵野」
...「ある時節がまいりますまで、あなたは松平家の御息女のおつもりで、夏は夏を、秋は秋をたのしんで、気を賑やかに、わがままに、こうしておいでになればよろしいのじゃと……」「だって私は……」とお千絵は、慰められる言葉にいつも気が沈んで……...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...買手どものわがままにまかせて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...心づくしは欣(よろこ)ばしいが、寺で贅沢をしようとは思わぬでの」「恐れいります」「それよりは、わがままに、くつろがせて貰いたい」「どうぞお気ままに」「無礼を許されよ」佐渡は、横になって、白い鬢(びん)づらへ手枕をかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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