...往来(ゆきき)の旅人が...
芥川龍之介 「芋粥」
...炎天の川筋には引き舟の往来(ゆきき)さえとぎれる頃でございます...
芥川龍之介 「邪宗門」
...しきりに往来(ゆきき)があったその頃しばらくの間は...
泉鏡花 「婦系図」
...自然省作の家と往復(ゆきき)して...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...もちろん他の地球人類とのゆききも許されず...
海野十三 「怪星ガン」
...まず目にはいるものは日月星辰、雲のゆきき、桐の青葉、雀、鳶、烏、さらに下って向うの監舎の屋根...
大杉栄 「獄中消息」
...こんな人達と繁々(しげ/\)往来(ゆきき)をすれば...
薄田泣菫 「茶話」
...近隣のものでこの男と往来(ゆきき)しているのはほとんどありませんし...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...この大陸と往来(ゆきき)ができるようになろうなぞとは夢にも考えられません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...・雪へ雪ふる小鳥なきつれてくる・雪がふるふる火種たやすまいとする・雪のなか高声あげてゆきき・枯木の雪を蹴ちらしては百舌鳥・雪ふるゆふべのゆたかな麦飯の湯気・雪...
種田山頭火 「其中日記」
...生活上の心配をしてくれるある先輩とも往来(ゆきき)していた...
徳田秋声 「黴」
...滅多に往来(ゆきき)をしないようになっています...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕の胸を絶えず往来(ゆきき)するようになったのは...
夏目漱石 「行人」
...不幸にしてその二軒ともとあまり親しく往来(ゆきき)をしていなかった...
夏目漱石 「道草」
...十數町を隔てた小學校へ往來(ゆきき)する外には...
正宗白鳥 「入江のほとり」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...行来(ゆきき)の旅人をおびやかす通り魔というのが...
吉川英治 「江戸三国志」
...研究室に閉籠(とじこも)っていて世間とはまったく往来(ゆきき)をしなかったばかりか...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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