...まわりの小さなやぶや...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...植木鉢やぶら下る花入れや立っている花入れがあり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なんと一枚のやぶれたシャツだった...
海野十三 「太平洋魔城」
...俺の正体を看破(みやぶ)ったのが運の尽きというものだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...これ程大きな切口を残す様な藪(やぶ)医者は何所(どこ)にもないのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...やぶれかぶれに早口で言って...
太宰治 「乞食学生」
...「やぶれん」とつぶやいた...
壺井栄 「二十四の瞳」
...つまりやぶにらみになって……」彼はいままでに思ってもみなかったことを言ってから...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...さもさも藪(やぶ)を拵(こしら)えましたって云うようで変ね」談話は彼女の予期した通りよその溝へ流れ込んだ...
夏目漱石 「明暗」
...藪(やぶ)も溝(みぞ)も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やぶれかぶれな気持ちになると云うものは全く気持ちのいいものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...日本軍の陣地をつきやぶってから全滅しよう...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...――しまったことをした! しまったことをした! 千丈(じょう)の堤も、蟻(あり)の一穴――あのいやしい女白浪の、恋にやぶれた、口惜しまぎれの口から、大事が敵に洩れたら、それまでだ! どうしよう? どうしよう?剣を取っては、いかなる大敵をむこうにまわそうと、決して怯(ひる)みは見せぬ雪之丞も、思いがけないところから現れた、根性のひねくれた、浅間しい望みに狂った、つまらない踏みはずしの女を敵にして、今や途方に暮れざるを得なかった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...併しその作家がやぶつたといふことが神聖そのものではなく...
室生犀星 「渚」
...この寂寥(せきりょう)はやぶれた...
吉川英治 「黒田如水」
...踏みやぶるに造作はありませんが...
吉川英治 「三国志」
...直義方がいたる所でやぶれたのは当然といってよい...
吉川英治 「私本太平記」
...御岳(みたけ)の掟(おきて)「血(ち)を見るなかれ」の誓(ちか)いをやぶった忍剣にたいして...
吉川英治 「神州天馬侠」
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