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石川啄木 「一握の砂」
...母親にもてるものですか...
海野十三 「爆薬の花籠」
...春がおとずれるのを見る閑暇と機会とがもてるだろうということであった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...薔薇の紅き指もてる美なる「曙(あけぼの)」出づる時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...羽禽の中にいと迅(はや)き翼をもてる若鷹の鳩逐ふ如く速かに...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...好奇心がもてるのだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...一般に女にもてると仲間たちに信じさせようとしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小説にまとめんにはあまりにも多くの自分をもてる場合...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...くさ/″\の話のうちに茸狩りし趾の小き穴に栗の一つ宛落ちたるは烏のしわざなりなど語らるゝをきゝて繩吊りて茸山いまだはやければ烏のもてる栗もひりはず嵯峨より宇多野に到る小芒の淺山わたる秋風に梢吹きいたむ桐の木群か十月一日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...平次には好感のもてる種類の人間です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...齒をもてる意志生きんとする意志...
萩原朔太郎 「宿命」
...どうしても赤ちやんを貰ひたいおもてるのですから……」「さうですねえ...
林芙美子 「風媒」
...きみが眼(め)の火の中に生きて死なむ火の眼(まなこ)もてる人よ!コーラスこの覆唱詞(くりかえし)をくりかえす...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...こんなこまかな女房のよろこびとこんな大きい芸術のうれしさとがとけあって一つにもてるということにある条件...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...千九百十七年十一月九日郷里にて萩原朔太郎朝日みなぎれ朝日みなぎれ吾等苦しみあがきし日の償ひに新婦(はなよめ)をもてるものは新郎(はなむこ)なり...
室生犀星 「愛の詩集」
...そは魚の尾をもてる美女の姿なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...女にもてる方はね」「その眼だ」と彼は云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...へたな史実よりも確信がもてるからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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