...「晩にや女房のおまんまが食える」などというので...
石川欣一 「山を思う」
...我々はまんまと敵の術中に陥った訳です」云う内に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...格二郎はまんまと妖婦の欺瞞(ぎまん)に陥(おちい)ったのである...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...そのまんま寝ちまっちゃ身体(からだ)がべたべたして仕様がないよ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...まんまと人さまの椅子(いす)に坐っていたわけだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...大きなまんまるい眼鏡(めがね)の下に眼をまんまるくして...
豊島与志雄 「影法師」
...まんまと、太郎左衛門に一ぱいくわされたのである...
新美南吉 「嘘」
...まんまと誤魔化してしまうに違いないからである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...その上でそれ等の赤まんまの花なんぞでままごとをしながら...
堀辰雄 「幼年時代」
...この通りまんまと失敗していた...
本庄陸男 「石狩川」
...おとっつぁんの子ですともさ――峰吉は火事以来黙ったまんまだ...
牧逸馬 「舞馬」
...私の云つたことはまんまと成功して二人の眼の前の今迄の美しい金色の虹は一羽の孔雀と変りました...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...代地の家で圓朝はまだ青い顔をしたまんまの圓太郎を前にしてシミジミ言った...
正岡容 「圓太郎馬車」
...まんまるに巻きあげ...
柳田国男 「母の手毬歌」
...あの屋根の白い斑雪(まだらゆき)もその時に積んだまんまなのよ...
夢野久作 「支那米の袋」
...そのまんまその次の部屋だったか...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...――まんまるな月に...
吉川英治 「私本太平記」
...そこで彼はポケットに手を突込んだまんま...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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