...まともの言葉を使つて云ふ場合には「俺は畫家として人だ」と云ふ可きである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...小石川のお祖母(ばあ)ちやまとも話し/\しました...
鈴木三重吉 「ぽつぽのお手帳」
...筑波颪(つくばおろし)がまともに吹いて来て震え上がるほど寒い...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...たいていまともな人間だった...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...ちやうど真正面(まとも)にその光線の方へ向つて走つてゐる庄造は...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...行きてまともに逢はん時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私の方をまともにじっと睨みつけたようだった...
豊島与志雄 「悪夢」
...まともには飲めない...
豊島与志雄 「白木蓮」
...まともに見ていられぬ光景だ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...とてもまともには近寄れないのである...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...まともに暖かい光線を...
夏目漱石 「草枕」
...夕日がまともに顔面に当り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ギラギラとした逆光線をまともに面上に享けて...
牧野信一 「南風譜」
...これでおきせの罪に至るの経路もまともに聞きまこと同情に値するものであることがよくよく聴衆に肯かれるし...
正岡容 「我が圓朝研究」
...互にまともな結婚もなかなかできない下級サラリーマンとウーマンとが...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...私に人間のまともさだけを求め...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...降りそそぐ氷雨をまともに受けて...
山下利三郎 「流転」
...蓋(ふた)の合口(あいくち)に異状(いじょう)はないが」「青苔(あおごけ)がいちめんについているさまともうし...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
