...――が、まあ、そんな事はどうでも好(い)いや...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...「情けないねまったく……あなたの顔を見るとガンベは……まあいい...
有島武郎 「星座」
...まあ、お前さんは泣き出すし、爺さまもお念仏をお唱えだって...
泉鏡花 「海異記」
...まあ……」老婦人もおどろきに目をまるくして...
海野十三 「一坪館」
...「まあ、知ってらしたの? あなた、どなたでしょうか」「フフフフフフ、あんたのちっともご存知ない老人じゃ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ふしおがみ候しさまあさからず見えにけり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「そんでもまあ大丈夫(だいぢやうぶ)になつた...
長塚節 「土」
...まあ今に切れるようになると思って毎日切っているより仕方ないでしょうねと曖昧(あいまい)な返事をして置くより外(ほか)に考えも浮ばない...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...……ざまあ見ろ、人殺しめ...
久生十蘭 「金狼」
...まあ一口にいえば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...しかし、運よく「かげろふの日記」だけは脱稿して、雜誌社へ送つてしまつた後だつたので、まあ好かつたやうなものの、その續きを書くためにいろいろ取つておいたノオトや、書き入れをした本や、それから澤山のリルケの本など、何もかも一ぺんに失つてしまつたのはいかにも殘念ですが、まあ、この冬中うんと仕事をして、取り返せるものだけでも取り返して見せませう...
堀辰雄 「七つの手紙」
...「まあ! どうしましょう! 八方が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...大旦那さんがまあ大さわぎをして...
水野仙子 「四十餘日」
...まあ、兎に角梯子段の下までは一しょに行きましょう...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...老笛師平六はうなずいて、「まあ、そんなもんじゃな...
吉川英治 「八寒道中」
...「きっと、乳母(うば)にでも預けたいんだろう、こやつ」「まあ、そんなとこさ」と、パジョオルがいう――「一匹から上になると、哺乳器ってやつをあてがわにゃならん...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...まあ、こんな仕事を、いまどきの若いものに言いつけてごらんなさい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...まあ聴け……...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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