...裏表(うらおもて)の見えすいたぺてんにかけて...
有島武郎 「或る女」
...――ぺてんに引っかかった...
犬田卯 「競馬」
...ひでえぺてんだってね...
梅崎春生 「狂い凧」
...あいつはぺてん師らしかったな...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...祖先の日本人は仏法伝来と同時に輸入されたというこの唐人のぺてんに二千年越しだまされつづけて無用なやけどをこしらえて喜んでいたわけである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...どうにでもぺてんの利くもんだよ」「だって君は...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...なんでもぺてんにかけられたとかいう話ですがな...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...※(あね)にや到頭(たうとう)小作(こさく)に持(も)つてくべと思(おも)つてたの一俵(ぺう)ぺてんに掛(か)けられたことあんですから...
長塚節 「土」
...苦沙弥君のような癇癪持(かんしゃくも)ちは癇癪を利用さえすればすぐに飛び出して敵のぺてんに罹(かか)る……」「ひやひや」と迷亭君が手をたたくと...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――天下線はぺてんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ぺてんだ、ぺてん以外の何ものでもないのだ! それなのに、この人たちはそれを黙って聞いており、その上にそれを正しい態度とみとめているのか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...「その何にもないちふぺてんをおれはよう知つとるぞ! ここへ持つて来な...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...それはこれほど微かな息の加減にさえ動かされ変るのだから!もろもろの感覚が我々の悟性をひっかけるその同じぺてんに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...みな医者どものぺてんである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こんなひどいぺてんがあるだろうか...
山本周五郎 「青べか物語」
...男なんてみんなけだもののろくでなしのぺてん師だよ」私が訊き返すと...
山本周五郎 「青べか物語」
...人をだしぬいたりぺてんにかけたりすることもない...
山本周五郎 「さぶ」
...まるでぺてんじゃないか...
山本周五郎 「末っ子」
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