...これを街の氈(かも)の小縁(さゝへり)とす...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...私も今仕事のかへりでくたびれてる...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...何物ぢやか分るものか!」「さう考へりやア一言もない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かれその寢(みね)したまへりし大神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...(この時にその三柱の大神の御名は顯したまへり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...(同月七日従二位にすゝみ玉へり)此密事(みつじ)いかにしてか時平公の聞(きゝ)にふれしかば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しいんと静まりかへりました...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...彌奴國 吉田氏は薩摩國日置郡市來郷の湊かといへり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...右の外にも國々に國玉ノ神社大國玉ノ神社と云多し皆同じといへり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...お勇は知つて居るのか」平次は良助の恐れ入つた顏を顧(かへり)みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...靜(しづ)かに顧(かへり)みれば是(こ)れも笹原(さゝはら)走(はし)るたぐひ...
樋口一葉 「別れ霜」
...」二人の信号兵は同じ返事を持ちかへりました...
牧野信一 「船の中の鼠」
...夕方かへりみちを待ちうけて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...月光の鉛のなかにみどりなる犀は落ち臥し松の影これを覆へり...
宮沢賢治 「〔月光の鉛のなかに〕」
...ふいるむわが家はきのふもけふも子守唄には暮れつつ洋灯(らんぷ)の下(した)にみな来りておころりころりをうたへり...
室生犀星 「忘春詩集」
...これにおもなる女官数人随(したが)へり...
森鴎外 「文づかひ」
...賊首三名は下にへりくだり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...小鳥だけが知っている泉の縁(へり)を住処(すみか)としている...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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