...さてそのうちに日もたって冬はようやく寒くなり雪だるまのできる雪がちらちらとふりだしますと...
有島武郎 「燕と王子」
...急にはげしくふりだしたのだ...
海野十三 「恐竜島」
...風が強く雨がふりだした...
種田山頭火 「行乞記」
...もう誰か通つた・雪のあしあとのあとをふんでゆく・霜ばしら踏みくだきつゝくらしのみちへ・雪どけみちの兵隊さんなんぼでもやつてくる・大きな雪がふりだして一人・おぢいさんは唄をうたうて雪を掃く・朝の墓場へもう雪が掃いてある一月廿八日ゆつくり朝寝...
種田山頭火 「其中日記」
...とう/\雪がふりだした裏藪のしづもり・まづ枇杷の葉のさら/\みぞれして・けふいちにちはものいふこともなかつたみぞれ・けさから麦飯にしてみぞれになつて・雪晴れ...
種田山頭火 「其中日記」
...小雨さへふりだした...
種田山頭火 「其中日記」
...しづかにふりだした...
種田山頭火 「其中日記」
...いまに雪でもふりだしさうだつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...――冷たい雨がふりだした...
種田山頭火 「其中日記」
...ミスH子をうたふ二句・秋草のむかうからパラソルのうつくしいいろ・秋空のあかるさに処女のうつくしさ・釣糸の張りきつて澄んで秋空(魚釣)・秋空たかくやうやく出来上つたビルデング・日まわり陽を浴びてとろとろ・近道は蓼がいちはやくもみづりて・なんでとびつくこうろぎよ・いちめんに実りたるかな瑞穂の国しめやかにふりだして松茸のふとる雨十月八日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...よう燃える火で私ひとりで大きな雪がふりだして一人いたづらに寒うしてよごれた手もう暮れたか火でも焚かうかいちにち花がこぼれてひとり雪あしたあるだけの米を粥にしてをくひとりの火の燃えさかりゆくをこれらの句は...
種田山頭火 「三八九雑記」
...寝床をたづねてあるく・木の葉が雪をおとせばみそさゞい・雪でもふりだしさうな...
種田山頭火 「旅日記」
...雨のふりだした夕がたであつた...
中勘助 「銀の匙」
...急に梅雨気味の雨がふりだし...
堀辰雄 「菜穂子」
...急に雪がふりだし...
堀辰雄 「「浴泉記」など」
...おもちゃのように小さい先方の人間が陣笠をふりだした...
本庄陸男 「石狩川」
...三振でふりだし戻りは...
牧野信一 「喜びと悲しみの熱涙」
...人形町の末広がふりだしで...
正岡容 「寄席行燈」
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