...厳格な思想上の追求にふけることとは対蹠関係におかれてゐると...
ヴァレリイ 坂口安吾訳 「〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ」
...しきりと考えにふけるのでした...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...いつまでもいつまでも甲斐ない物思いにふけるのでした...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...夜がふけるのを待っていました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...さまざまの回想にふける...
太宰治 「十五年間」
...夢想にふけることも――姉のことを夢みる以外には――できなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はそれにふける隙(ひま)を多くもたなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人に知られず読みふけるところに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...僕達はきつと町にゐる時の何倍もの美食にふけることが出来るだらう! 愉快だ...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...夜も昼も寝ころんで空想にふける寝台が一脚...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その夜の礼讃にふけるたびに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...極めて自然らしい遊びにふけるのだ...
室生犀星 「幼年時代」
...夜のふけるまで種々(くさぐさ)の話が尽きない...
吉川英治 「江戸三国志」
...明日への百計にふけるばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...それから夜のふけるまで...
吉川英治 「親鸞」
...吉簡(きっかん)とかいう秘曲もふけるのじゃろ」「とんでもない――」「まあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幼稚であったからこそあのころはあのような空想にふけることができたのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...薬師寺の仏像とガンダラ美術との聯関についていろ/\と空想にふける箇所があることである...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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