...手紙に読みふける木村の表情には...
有島武郎 「或る女」
...深い感慨(かんがい)にふけるようなこともなかった...
伊藤左千夫 「落穂」
...しきりと考えにふけるのでした...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...夜がふけるのを待って...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...思ひにふける女鳥(をんなどり)はよろめいた...
大手拓次 「藍色の蟇」
...とめどのない悪口雑言の調べにふけるのであった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...心ときめかせて読みふける...
太宰治 「一歩前進二歩退却」
...こっそり蓮葉な小説ばかり読みふけるようになりました...
太宰治 「千代女」
...御酒宴の席は夜がふけるほどにぎやかに相成(あいなり)...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...私も追憶の感慨にふける...
種田山頭火 「其中日記」
...ヴォイニーツカヤ夫人 (そろそろと登場)行ってしまった! (腰をおろして読みふける)ソーニャ (テーブルに向って腰かけ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...意地悪い喜びにふけるとは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...思索にふけるために仕事を節した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ことに夏のはじめなど日があかあかと夕ばえの雲になごりをとどめて暮れてゆくのをみながら もうぢき帰らなければ とおもへば残り惜しくなつて子供たちはいつそう遊びにふける...
中勘助 「銀の匙」
...ただじぶんひとりで空想にふけるだけであった...
新美南吉 「嘘」
...私どもは夜ふけるまでいつまでもいつまでも何かしら話した...
服部之総 「加波山」
...私がこれに触れたのは何となく優雅な物思いにふける時だけだったの...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...快楽にふけるのが朕の悩みの種だと知って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
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