...再びよりを戻したのがこちらのあまかつたところでもあり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...風のない小春びよりを...
江戸川乱歩 「影男」
...ちび程に切すことは出來なかつたが又ちびよりも間に合ふ點も多かつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...西部の森林地帯では「火事日和(かじびより)」なるものを指定して警報を発する設備もあるようである...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...『下界の人間の故をもて神靈二位のあらびより...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...風のある良い凧揚げ日和(びより)だつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――埃のたつやうな花びよりであつたが...
林芙美子 「朝夕」
...きのうのように気もちのいい冬日和(ふゆびより)になりました...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...自分の無罪を立証し得る悦びよりも...
牧逸馬 「上海された男」
...洞穴へしのびより...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...よろこびよりも苦痛と恥辱を感じさせるのが自然です...
宮本百合子 「新しい卒業生の皆さんへ」
...十月の小春日向(びより)に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秋日和(あきびより)によく乾いて...
森鴎外 「山椒大夫」
...云ったがために歓びよりも...
横光利一 「旅愁」
...急に矢代は喜びよりもむしろ...
横光利一 「旅愁」
...ちかごろにない小春日和(びより)」正成もひどく今朝は機げんがよい...
吉川英治 「私本太平記」
...おそらくこんな上日和(じょうびより)では江の上か城外の市場だろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...月はじめの如月日和(きさらぎびより)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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