...男らしい均斉のとれた高貴なすがたをひきたてていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...この若菜貞爾にひきたてられて...
淡島寒月 「明治十年前後」
...へたばってたまるものか!)とみずから気をひきたて...
海野十三 「怪塔王」
...」係長はうなだれた怪盗をひきたてて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...西洋館の応接室に待ちかまえていた魔法博士の前にひきたてられました...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...気をひきたてようとしましたが...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...このたくましい若者たちの威勢のよい話にひきたてられて...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その晩私は寐間のかくれ家から無理やりに茶の間の白洲(しらす)へひきたてられて威(おど)しつ賺(すか)しつすすめられたけれど心をきめてがんばつてたら兄がいきなり衿くびをつかまへ妙なことをしてさんざ畳へたたきつけたあげく続けざまに頬ぺたを打つた...
中勘助 「銀の匙」
...病人の気をひきたてようとしていました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...伺ったの」ひきたてるようにして...
久生十蘭 「あなたも私も」
...二人の娘のひきたて役ぐらいのところではなかろうとおもわれる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...君は知らなかったの」「知らなかった」阪井のクローデアス王の王座は独白(せりふ)をひきたてる関係で客席に近い前舞台の端にあり...
久生十蘭 「ハムレット」
...また国邑(こくゆう)にて文武の引立(ひきたて)といえば...
福沢諭吉 「旧藩情」
...痛ましくも彼の心をひきたてようとする企てのすべてが無駄であることがわかった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...ひきたてでないと香気がありません...
村井弦斎 「食道楽」
...気をひきたてるのでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...その相貌をひきたてていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...「泰三さんの粗忽はお兄さまをひきたてるための作り粗忽なんですもの...
山本周五郎 「思い違い物語」
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