...ばか者めが」と言つて...
太宰治 「黒石の人たち」
...「そのばか者をぐるぐる縛って...
田中貢太郎 「蟇の血」
...世間のばか者どもの眼をさますために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そんなばか者にそだててはゐません...
豊島与志雄 「太一の靴は世界一」
...世は大なる愚蒙(ぐもう)にすぎず、夏の盛り、緑の月に、刈られた秣(まぐさ)の大なる一皿の茶をかぎに腕に女を擁して野へ行き得る時に、あのばか者らは、互いに争いなぐり合い殺し合おうとしている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「私もばか者の話を一つしよう」中将は前置きをして語り出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...我々は我々が一人のばか者にすぎないことを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ばか者の低能どもだ...
山本周五郎 「似而非物語」
...「自分のためではない、きさまたちの誤りを正し、真実を教えてやるために来てやったのだぞ、待て、ばか者ども、わしの云うことが聞えないのか」若侍たちは辻(つじ)を曲って去った...
山本周五郎 「似而非物語」
...「なんと愚劣で無智なものであるか、人間どもの救いがたい蒙昧(もうまい)、恥知らず、愚鈍、……だからこそわしは遁世したのだ、世の中にも人間にもあいそをつかしたればこそ、俗世をのがれて山中に隠れたのではないか、このわしの心境すらかれらにはわからぬ、ばか者ども、なんという哀れなばか者ども」けれども老人は断念しなかった...
山本周五郎 「似而非物語」
...よく聞けよばか者...
山本周五郎 「似而非物語」
...三郎」「――あの人が」「ばか者...
山本周五郎 「風流太平記」
...あのばか者がいなければ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...承知してくれませぬ」「ばか者っ」と...
吉川英治 「大岡越前」
...ばか者っ」あたりの松に波音は高い...
吉川英治 「私本太平記」
...「ばか者を捕えろ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...貴様はどうしてそんなばか者になったのだ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...同じようなばか者を重用するということである...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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