...はるばるこれまでまかり上つた...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...陸地を遙々(はるばる)と江戸へ来る行列の壮麗...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...長く波形になって遥々(はるばる)と何処までともなく奥の院の雲の果まで...
泉鏡花 「遺稿」
...はるばると限なく東西にひろがり...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...はるばるこの横浜(はま)くんだりへ入(い)りこんでからこっち...
海野十三 「疑問の金塊」
...はるばる東洋から博士を迎え得て...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...市兵衛は翌年はるばる山形の獄中にあった陸奥を慰問し前約を果すことを迫ることによって以前の情誼に報いたのであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...陸上からはるばるたづねて来た珍客ですもの...
太宰治 「お伽草紙」
...はるばると海を越えて...
太宰治 「猿ヶ島」
...遥々(はるばる)印度への旅についた頃から見ると...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...薄暮のほの白いうれひのやうにはるかに幽かな湖水をながめはるばるさみしい麓をたどつて見しらぬ遠見の山の峠にあなたはひとり道にまよふ 道にまよふ...
萩原朔太郎 「青猫」
...はるばる鞍馬まで出向いた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...兄清作の依頼状を持つてはるばる四国から山田を頼つて出て来たのである...
北條民雄 「道化芝居」
...はるばるアストリア国から男を連行して殺人の罪を着せたけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...花の都をあとはるばると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...はるばると、東京から来て東京へ帰る俳優の羽左衛門だの、洗い髪のなにがしだの、仇っぽい名や、いかめしい著名の名士たちが、つかれて帰る群衆の眼に拾われながら、そこが暗くなるまで、人の崩れがやまないのである...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...はるばる島へ渡って来たという陳述(ちんじゅつ)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...はるばる都からまいられたお方(かた)がござります」右近(うこん)はおそるおそる...
吉川英治 「神州天馬侠」
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