...何マイルもひろがっている「未知の国」をはるかに見わたし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...川上(かはかみ)はるかに見やりて...
饗庭篁村 「隅田の春」
...そしてこのラプラスの方がまた彼のケーニヒスベルクの哲学者のよりははるかに優れているのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...はるかに地球の人々を励ましたのであった...
海野十三 「火星兵団」
...はるかに何百メートル下の氷原が...
海野十三 「大空魔艦」
...線香の煙りがはるかにへだたったところからもよく見えた...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...祖師の像や仏の像を建てるよりは苔虫の拡大像を建立したほうがはるかに理にかなっている...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...公卿の家ははるかに武家よりも安全で...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...はるかに高い身分の人たちと長いあいだかなり自由につき合っていて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...はるかに海を越えて...
火野葦平 「花と龍」
...おれは意気地がない」上草履はまたはるかに聞え出した...
広津柳浪 「今戸心中」
...過(あやま)つ事なかれとて錫杖にてあばえりけれどついに情なく食いたてまつるとはるかになん聞えしとこそ書きたれとある...
南方熊楠 「十二支考」
...はるかにも、来つるものかな...
三好十郎 「胎内」
...揚幕の奥遠くはるかに筑波神社の刻の太鼓の音ドー・ドー・ドーと遠波のように響く...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...内乱にくらべればはるかに堪えやすい不幸である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしにおいては普通よりもはるかに激烈な開始をしたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「人間の寿命はそなわったものだと申します、仮にもし殿の御寿命が二十三までと致しましても、それまでにできるだけ広い多くの経験をなさり、充実したゆるみのない生活をあそばすとすれば、なすこともなく百年生きるより、はるかに、本当に生きたと申せるのではございませんか」正篤はいつか眼をあけて、暗い天床の一隅をじっと見まもっていた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...この地に新政を布(し)いて弘(ひろ)く人材を求めらるる由をはるかに承り...
吉川英治 「三国志」
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