...今日自分が偶然路上で出會(でくわ)した一事件――自分と何等の關係もないに不拘(かゝはらず)...
石川啄木 「葬列」
...ゆうゆうと おちつきはらって...
五十公野清一 「一休さん」
...いしけした、よう、がほうよせつける、とまりかねし、かね、どのよいしへつは、このでかなへつは、このでいしけ、より、なおちへなだら、より、なおちへくすぬきは、このでやまと、ふね、このでやまと、たび、のぼてやしろ、たび、のぼてかはら、かいに、のぼててもち、かいに、のぼておもいぐわのためすわりがねが、ためす〔十―二八〕その意味は「伊敷下は豊年を招く港ぞ、兼次の貴き君よ、君がいさほにて、石槌を造り、金槌を造りて、伊敷を修理し、ナタラを築港しぬ、かくて楠船(くすぶね)を造り、大和船を造りて、大和の旅に上り、山城の旅に上りぬ、瓦を買はんとて、品物を買はんとて、愛児のためにこそ、わりがねがためにこそ」ということである...
伊波普猷 「土塊石片録」
...と世間話こだはらず語り合へるくらゐに...
太宰治 「九月十月十一月」
...つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに...
豊島与志雄 「霊感」
...それにもかかはらず迷信家の伯母さんはなんのかのといつて毎年つれてゆかずにはおかなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...幾(いく)らか腹(はら)の中(なか)の暖(あたゝ)かくなつたのを感(かん)じた...
長塚節 「土」
...とはらをきめてゐました...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...角(かく)ばつたところでは軟(やはら)かいものを切(き)るといふように...
濱田青陵 「博物館」
...筑前の医学生で原田水山(はらだすいざん)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...小田原蒲鉾(をだはらかまぼこ)に似て...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...とうとう子を孕(はら)ませてしまった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...彼は肚(はら)をきめた...
山本周五郎 「風流太平記」
...……ところが見てはいけないと云われるとイヨイヨ見たくてたまらなくなるのが『安達(あだち)ヶ原(はら)』以来の人情だもんだから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...持ち前の業腹(ごうはら)を起したらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...目をみはらせる程な物資は...
吉川英治 「新書太閤記」
...それをやらねえお十夜の肚(はら)の底を知っているか?」「…………」「なんとかいえ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...信長公の御無念をはらさんとする何人とも力を協せて...
吉川英治 「日本名婦伝」
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