...日一日よりはなはだしくなるように感じます...
井上円了 「おばけの正体」
...そしてその罷工の勢いが日ましにはなはだしくなって行って実際七...
大杉栄 「日本脱出記」
...わたしの眼にふれた唯一の翻訳はそこをはなはだしく誤訳している――「農場を求めようとするときにはこういうことを...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...当時は家庭的不和のためにはなはだしく心を苦しめられていて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しばしば「新聞的大発見」をするような他の学者に対してはなはだしく反感と軽侮をいだくような現象さえ生じるのである...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...それで一見いわゆるはなはだしく末梢的(まっしょうてき)な知識の煩瑣(はんさ)な解説でも...
寺田寅彦 「自由画稿」
...そしてその中で日本人というものがはなはだしく低能な幼稚なものとして取り扱われているのに不快を感じると同時にその説がそれほどの名論とも思われないのを奇妙に思ったりした...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...この種の事実をわれわれが一日も早くしかも誤謬(ごびゅう)によってはなはだしく曲げゆがめられた形で知らなければならない必要がどこにあるか私にはわからないのである...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...公規はそのためにはなはだしく乱されたには相違ないが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...暴化(しけ)もはなはだしくならないとやらないことであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...はなはだしく空想に耽(ふけ)るとか...
久生十蘭 「ハムレット」
...あるいははなはだしくこの国を蔑視(べっし)したる外国人の説に従えば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...都市は人口の点で地方からはなはだしく供給を仰ぐとは云い得ないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...すなわち三重県の合併はもっともはなはだしく...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...ちょっとお身体(からだ)の悪いことのあっても騒ぎがはなはだしくなり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かえって真の徳義がはなはだしく本来の力を失うからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古来『論語』ほどはなはだしく読み方の違っている本もなければ...
和辻哲郎 「孔子」
...一見この観音とはなはだしく異なるように思える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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