...その辺(へん)の記憶ははっきりしない...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...文句も節もはっきりしないままに...
梅崎春生 「桜島」
...その宝の形が一向はっきりしないのさ...
海野十三 「暗号音盤事件」
...僕がその人でないまでも生き、こんなに遥々来た宇宙を、まだ一度も展望してないなんて、おかしなことだ」「何がおかしいと仰有るの」「こんな静かな密閉された中に生活していたのでは、宇宙を飛んでいるのか、それとも地下の一室で暮しているのか、はっきりしない...
海野十三 「宇宙尖兵」
...そのへんははっきりしない...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...すこし弁明がはっきりしない...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...しかもはっきりしないその姿...
海野十三 「四次元漂流」
...何だか自分でもはっきりしないものを翹望(ぎょうぼう)して旅をつづけて来た流人達は...
谷譲次 「踊る地平線」
...どうしてもはっきりしないんです...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...依然はっきりしないこともあるものの...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...実際のところはどうだったかはっきりしない...
豊島与志雄 「椎の木」
...まだちょっとしたはっきりしない諸点が残っているとしても...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...その辺のところがはっきりしない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...よく吼(ほ)えるが一向吼える意味がはっきりしないという頓狂ものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...はっきりしない姉の心をどうすることもできなかった...
室生犀星 「幼年時代」
...また世持神から世持役への繋がりもはっきりしないが...
柳田国男 「海上の道」
...来て問い詰めたところ返答がはっきりしない...
山本周五郎 「菊千代抄」
...このマヤ文化は未だに素姓のはっきりしないものであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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