...あっちへはしりこっちへかけだし...
海野十三 「怪塔王」
...はしりよって鳩舎の上に...
海野十三 「電気鳩」
...ひたはしりにまよなかの闇をかける...
大手拓次 「藍色の蟇」
...走水(はしりみづ)の海八を渡ります時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ちらちらはしり読みするのであった...
太宰治 「猿面冠者」
...両手をたかくさしあげて木の蔭からはしり出てきて...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...太一ツあんの自転車がはしりはじめ...
新美南吉 「耳」
...精々使ひはしりと小用位のもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...きれいな婦人よ私をゆり起してくださるな明るい街燈の巷(ちまた)をはしりすずしい緑蔭の田舍をすぎいつしか海の匂ひも行手にちかくそよいでゐる...
萩原朔太郎 「青猫」
...半紙に鉛筆で走書(はしりがき)したものがはいつて居た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...はしりの書画屋が二人も朝食前に来たんで...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...一度ぐらい信じたっていいじゃないか」また戦慄がはしり落ちて...
山川方夫 「予感」
...雲が異常な早さで北へ北へとはしり...
山本周五郎 「さぶ」
...ぴかりと電光がはしり...
山本周五郎 「新潮記」
...この家の内を眼にみえぬ戦慄(せんりつ)がはしりすぎたようだった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...眼に見えないなにかがはしりでもするように...
山本周五郎 「風流太平記」
...当の曹操は逃げはしりながら...
吉川英治 「三国志」
...走井(はしりい)の茶屋の店さきへかかると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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