...これはなんでもない一つの旅行者...
大隈重信 「外交の方針」
...なんでもをぢさんがまだ子どものとき...
オイゲン・チリコフ 鈴木三重吉訳 「そり(童話)」
...僕はなんでも知らせよう...
太宰治 「道化の華」
...なんでもいいから...
林不忘 「安重根」
...肝心な話の途中でもなんでも一向会釈(えしゃく)なしにいきなり飛込んで来て直ちに忙(せ)わしく旋回運動を始めるのであるが...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...「なんでもありません...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...頭に浮かんだことはなんでも話した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なんでも時勢に適応して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「なんでもないよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この線! なんでもないこのちっぽけな皺の中に...
久生十蘭 「キャラコさん」
...如何なものでございましょう? なんでも今は...
堀辰雄 「ほととぎす」
...なんでもやりたくなってしまって...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「赤ずきん」
...「警察から廻わしたんだが、なんでも、錦糸堀の車庫の辺で行き倒れになっていたそうだ...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...「この砂だよ」と、富なあこは、踏んだ魚を女串で刺し、魚といっしょに砂を掴(つか)みあげて、魚を魚網へ入れ、砂を掌(てのひら)でもてあそびながら云った、「――こうやってみると、なんでもねえ、ただの砂だ、ただ砂だってだけだ、ほれ、これだけのもんだ、なあ」「うう」と云って倉なあこはあたりを眺(なが)めまわした...
山本周五郎 「青べか物語」
...なんでもきようにやってのけるし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「なんでもねえんだよ」「泣いてるじゃねえか」「泣いてやしねえ」と云って...
山本周五郎 「さぶ」
...もうお汝(こと)は悪人でもなんでもない」「過去現在のあらゆることもゆるして下さろうか」「善信――いや仏(ぶつ)は嘘を仰っしゃらぬ」「あ……ありがたい」ふたたび泣きふす手を取って...
吉川英治 「親鸞」
...兄貴のフェリックス――もし嘘(うそ)だったら、なんでもやらあ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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