...浮き苔(ごけ)のヤリが流れる方向もなく点々と青みが散らばってちょうどたまり水のような濁り水の上を...
伊藤左千夫 「水籠」
...それほどたまらなく善良の人がらなのだよ...
太宰治 「狂言の神」
...しかしちょうどたまたまその時間がブレッシントンの散歩と重なり合ってしまった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...もう少し頭(どたま)を寝かして――寝かすんだてえのに...
夏目漱石 「草枕」
...その二つに茶色の水が半分ほどたまっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...穀種などたまわるはずはない...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...ロードスターでは一度に運べないほどたまっている...
久生十蘭 「ノア」
...真実それが悪魔だつたにもしろだよ――悪魔がいつたいなんだい? そやつのどたまへ唾でもひつかけてやるさ! たつた今...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...へつ! このすつかり霜をいただいたわしが脳天(どたま)の古林と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...聞いたかい?おいらの頭はしつかりしてるがめつかち村長のどたまの箍はえらくゆるんでグラグラしてるぞ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...村長のどたまを棒でぶてぶて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その一つ目小僧のどたまにやあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そうしてときどきこうして孤独でいるのが私には殆どたまらないように思われる...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...私などたまに會合に出席してこつてりした西洋料理で食もたれをしてゐる後で...
正宗白鳥 「私も講演をした」
...聞いてゐる輜重輸卒も耳の根つこまで赤くなるほどたまらなかつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...何をいうにも今年十五の色男だすケに根っから他愛(どたま)がありませぬ...
夢野久作 「近世快人伝」
...なかの人いきれがよほどたまらなかったとみえて...
吉川英治 「江戸三国志」
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