...どうやら影が人間らしくとりつくろっていられたのも...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...とりつく島もないじゃありませんか...
石川欣一 「山を思う」
...ひとりつくねんとしてゐました...
薄田泣菫 「茶立虫」
...裾(すそ)の乱れたのが急にとりつくろわれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一方が体裁をとりつくろうことに...
中里介山 「大菩薩峠」
...とりつく島がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...わざと納まったように取繕(とりつくろ)った...
夏目漱石 「門」
...病気ってどうしてこんな罪もない子にとりつくのでしょう...
新美南吉 「病む子の祭」
...物馴れた商人(あきんど)らしく一瞬の間に取繕(とりつくろ)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...曲者が外から入つて父上を害めたことに取繕(とりつくろ)つたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...島にとりつくこともできない...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...教授はまったくとりつく島を失った...
平林初之輔 「予審調書」
...やはりとりつくところもなくて...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...そうでないことや何かこまごま分り合いたいのにとりつく何もない由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分のまちがいのようにとりつくろって...
山本周五郎 「寒橋」
...この土地でなにかたつきの業(わざ)にとりつくまで母子ふたりの世話をしてもらえぬだろうかと云いだした...
山本周五郎 「日本婦道記」
...とりつく島もないような姿だったこの低地の庶民たちが...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...耳うるさいわい」とりつく島もない血相なのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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