...自分でかってにここへはいって来たのだ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...子(こ)どもたちは自由(じゆう)でかっぱつであったほうがいい...
高山毅 「福沢諭吉」
...武士は渓川(たにがわ)の縁(へり)に往くに一二度そこを出入(ではい)りしていたのでかっては知っていた...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...……今までかって死ぬ死ぬいうてはったんようようのことで止めててんもん...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...独りでかってに読んだのだから...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...たとえ生徒のほうでかってに関をのりこえてこようとも...
壺井栄 「二十四の瞳」
...急調子でかっきり十二時を報じた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自分を見据えていたのでかっとしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この青年は去年上野の美術学校を出た秀才でかっぷくのいい形をして居た...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...二 高等学校と大学時代の私私は、自分でかってに、自分の方向をきめて進んだ...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...親分さん、あの玄々斎という奴は悪い人間で、巾着切(きんちゃくき)り上がりの弟子の滝松というのを使って、近所でかっ払い、こそ泥、誘拐(かどわかし)を働かせ、その盗(と)った物やさらった子供を隠しておいて、人相や占いの客が来ると、その場所を言い当ててやるのだそうでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...でかっぱちもないアラバマ・サンドイッチをつくった...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...網盥をうごかしたのでかっちりと音を立てた...
室生犀星 「蛾」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...茶漬でかっこみましょう...
山本周五郎 「思い違い物語」
...かっちゃんのしたことでかっちゃんを憎らしいとも思いませんし...
山本周五郎 「季節のない街」
...知事は自分の情婦(おんな)を殺された怒りでかっとなったものの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...けれど自分の醜態に自分でかっとなったものだろう...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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