...他のものとは全くふつりあいな...
伊藤野枝 「転機」
...危うき姿勢に釣合(つりあい)をとりながら...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...物のつりあいを保って...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...適当な位置に適当な輪郭をもって置かれる事によって画面のつりあいが取れるようになっている...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...巧みに車のつりあいを取りながら...
寺田寅彦 「柿の種」
...しかも不つりあいに派手な浴衣(ゆかた)を...
寺田寅彦 「軽井沢」
...そのために機械全体のつりあいがとれなくなって...
寺田寅彦 「笑い」
...他との均衡(つりあい)を絶して...
中島敦 「悟浄出世」
...一種芝居にでも有りそうな感じを病人に与えるくらい釣合(つりあい)がおかしかった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...もし七字句などをもって止めたらんには上の十字句に対して釣合(つりあい)取れ不申(もうさず)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...つりあいよく並べられた金文字の銘を表わしていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...しかしその時大原君の夫人がお代さんではどうもチト釣合(つりあい)が悪いアハハ」と笑いながら言う言葉の中(うち)には如何(いか)にしてもお登和嬢をその時の協力者たらしめんとの意分明(ぶんめい)に聞ゆ...
村井弦斎 「食道楽」
...年の不つりあいから先方の人たちが自分の提議を問題にしようとしなかったのも道理である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宰相中将につりあいのよい妻のできたことで源氏は満足しているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...驚くべき確かな均合(つりあい)とその調和...
柳宗悦 「工藝の道」
...それなりにもちあっていたつりあいが変ったのだろう...
山本周五郎 「さぶ」
...御身分のつりあいもいいし...
山本周五郎 「めおと蝶」
...服装と品行のつりあいがとれない彼等のグループを上から眺めて...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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