...すなわち一人のめくらと一人のちんばとは...
有島武郎 「かたわ者」
...生来(うまれつき)の跛者(ちんば)で...
石川啄木 「葉書」
...西空から墜ちんばかりだった...
海野十三 「くろがね天狗」
...跛(ちんば)だの盲(めくら)だのに遇うだろう...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...跛足(ちんば)で眇眼(すがめ)でちんちくりんの山本勘助(かんすけ)の例を引いて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...ちんばひいて歩いてくると...
壺井栄 「二十四の瞳」
...筋向ふの米屋に車に轢かれたちんばの鶏がゐて...
中勘助 「銀の匙」
...平生(へいぜい)跛(ちんば)で充分(じゆうぶん)に足(あし)を組(く)む事(こと)が出來(でき)ないのを憤(いきどほ)つて...
夏目漱石 「門」
...唐臼(からうす)を踏むやうな大跛足(おほちんば)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跛(ちんば)引いちょるが...
火野葦平 「花と龍」
...あの吝嗇坊(けちんばう)野郎を拜みたほして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...ちんばの滑稽が飛躍しているだけに...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ちんばだとみて気をゆるしていた義一は...
山本周五郎 「さぶ」
...汽車が着くと周章てて下駄を片ちんばに穿いて...
吉井勇 「青春回顧」
...足軽は、わッと、ちんばをひいて、蹌(よろ)けて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...ところが、どこの乞食も住所不定のもので、昨日見た所に今日はもういないのが通例なのに、ここの山中(やまなか)乞食ばかりは、長年彼が注意して見て来たところでは、せむしの男も、盲(めくら)の女も、ちんばの小娘も、老幼ことごとく同じ者がいつも同じ所に群れていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...朽ち落ちんばかりな橋にかかる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ちんばを曳いたままそれでも十間ばかり逃げたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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