...文学にも堪能(たんのう)で...
江戸川乱歩 「鬼」
...・はれてひつそりとしてみのむし・火鉢ひとつのあたゝかさで足る・なむからたんのう御仏の餅をいたゞく・ふくらうはふくらうでわたしはわたしでねむれない・汽車のひゞきも夜あけらしい楢の葉の鳴る・火の番そこから遠ざかるふくらう二月十四日今日は旧のお正月です...
種田山頭火 「其中日記」
...これはピアノに御堪能(ごたんのう)だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...自分の職務にも堪能(たんのう)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相当に伊太夫をたんのうさせるほどのものがあったと見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...書画ともに堪能(たんのう)であられたことは知っているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...女は男よりも幾つか年下という世間のお約束を破らないとたんのうができない...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰にでも堪能(たんのう)させる演奏であり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...すつかり堪能(たんのう)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...浅田屋の治平は堪能(たんのう)したわけで」「沢屋の方は?」「通り一丁目に帰って見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宇野浩二の「大阪」に、たんのうした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...久々でたんのうする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...盲優の名技にすっかりたんのうした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...堪能(たんのう)するほど牛乳を飲みました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...よそでたんのうしかけた体をそっくり持って来て(c)この激しい昂奮を眠らせることに(a)成功した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かたじけない恩寵の賜物には堪能(たんのう)いたしたが...
吉川英治 「私本太平記」
...食う話ばかりしていて箪食壺漿(たんしこしょう)にたんのうしたことなどは夢にもない...
吉川英治 「醤油仏」
...もうそれでは堪能(たんのう)しなくなります」「九州にはもうだいぶ砂糖が渡って来ておるか」「あまり輸入(いれ)ません...
吉川英治 「新書太閤記」
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