...身を屈し禮をなしたるときは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...尊厳なる健闘の人たるは実に其生存の最高の意義...
石川啄木 「渋民村より」
...『這(こんな)社会だから、赤裸々な、堂々たる、小児(せうに)の心を持ツた、声の太い人間が出て来ると、鼠賊共、大騒ぎだい...
石川啄木 「漂泊」
...白き頸(うなじ)も赤らみたる...
泉鏡花 「紫陽花」
...だからと言って今の雑然たる状態が...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...海岸をつたひ/\て、小湊にいたる...
大町桂月 「房州の一夏」
...狐(きつね)綏綏(すいすい)として蕩(とう)たることあり...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...奮(ふる)つてこの山中に入(い)らしめたる理由猶一つあり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...金糸銀糸に捲き上げし美麗の髮は――髣髴と 50天女のそれに似たる髮――無慚亂れて血にひたる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しからばすなわちわが自由主義の率先者もその隠秘なる脳中は依然たる封建の頑民(がんみん)たるに過ぎざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...研究活動の作用そのものがその研究対象たる社会にぞくすという関係と...
戸坂潤 「科学論」
...被搾取階級の惨澹たる生活...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...徐々たる然し深甚な...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...常に充(み)ちない蕭条(しょうじょう)たるものがあるであろう...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...これは質子たる子と...
吉川英治 「黒田如水」
...旗旛(きはん)整々たるものが見えるが...
吉川英治 「三国志」
...なお煌々(こうこう)たる士心の不屈さが...
吉川英治 「新書太閤記」
...あなた様の亡父(ちち)義朝公の伯父君にあたるお方の遺子(わすれがたみ)でお在(わ)せられる」と...
吉川英治 「源頼朝」
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