...たちまち軽率(けいそつ)を後悔した...
芥川龍之介 「春」
...たちまち伸(の)びたり縮(ちぢ)んだりしながら...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...部下のやつは、ころんだとき、どこかを打ったらしく、起きあがる力もなく、たちまち、両手、両足を、しばられてしまいました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...前進どころかたちまち怒濤に押し流されて...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...そこには何等の説明もなしに彼をしてたちまちに...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...たちまち親分を懐柔(かいじゅう)した...
高見順 「いやな感じ」
...たちまちタラタラと佐平治の手の甲をつたわって血がながれだしました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...たちまち私たちを包囲してしまう...
谷譲次 「踊る地平線」
...たちまちその人の敵となるのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...クーリーはたちまちこの靴のまま枠(わく)の中に這入(はい)って...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...たちまち転がるように出て来て「驚愕(きょうがく)用」の声で叫んだ...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...たちまち害虫が拡がってしまう...
柳田国男 「故郷七十年」
...天誅(てんちゅう)たちまち蜀を懲(ちょう)し...
吉川英治 「三国志」
...たちまち高氏主従をとりかこんで...
吉川英治 「私本太平記」
...いやもう、ひどい目にあいました」「鎌倉の軍勢がどっと入ると、京中の酒が、たちまち、なくなってしまったそうだが」「ひどいもンで、大酒屋の蔵はみな封印され、小酒屋も、雑兵たちの踏ン込み放題...
吉川英治 「私本太平記」
...たちまち碗を代えること十数杯...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いつかまた」友の情に涙しながら雷横は疎林を走ッてたちまち東へ姿を消した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...たちまち混乱に陥ちてしまった...
吉川英治 「平の将門」
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