...むごたらしう焼けただれた「ろおれんぞ」は...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...よごれた、薄い袍(どてら)に手ぬぐいの帯をしめた、目のただれた、おばあさんもあった...
芥川龍之介 「水の三日」
...ただ自分の心が幸福にさびしさに燃えただれているのを知っていた...
有島武郎 「或る女」
...赤くただれた夕陽がぽっかりと浮んでいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...すべてしろいもののなかにかくれふしてゆく僧形(そうぎやう)のばらの花、ただれる憂欝、くされ とけてながれる悩乱の花束、美貌の情欲、くろぐろとけむる叡智(えいち)の犬、わたしの両手はくさりにつながれ、ほそいうめきをたててゐる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...やがて身はただれさけて...
高浜虚子 「別府温泉」
...うみただれた肉体にメスが当てられ...
徳田秋声 「仮装人物」
...どこでまただれから創(つく)られたともわからず...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...醜き恋にただれた心をもって...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...眼のふちはただれ...
林芙美子 「浮雲」
...僕は机の上にあっただれかのハンカチをとって...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...空も真赤に灼けただれて揺らめいてゐた……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...本多鋼鉄が真紅(まっか)に焼けただれて...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...はるか向うの薄暗く木立の群がつたあたりにちらちらと見えがくれする病舎や病棟の燈(ひ)もぼんやりと光芒がただれて...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...かざした炬火は、炎と煤(すす)とで、赤くただれ、兇悪(きょうあく)な形相をした生きもののようにのたうちまわった...
本庄陸男 「石狩川」
...ただれるように苦しく...
本庄陸男 「石狩川」
...目もふきただれて幸福な老婆の見本になっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...焼けただれて見え...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- サッカー選手の小林悠さん: 現役を引退することを表明した元日本代表FW 🏃♂️
- 俳優の小林薫さん: 主演のドラマ『深夜食堂』の新シリーズ、マスター役として作品を長年牽引 🍶
- 野球選手の佐々木朗希さん: 復帰登板でリリーフ好投し、ブルペンの救世主に期待 ⚾
