...ただの一度だって風邪をひいたことが無いじゃないか」そんなら...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...ただの米粒と米粒が違う――これは」と...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...わたしが寝ぼけてるって、ただの夢だって、……気の迷いだって...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...この瞬間の彼はただのエイガー・ロックであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...そうして私はただのつまらない一画工になってしまった...
寺田寅彦 「柿の種」
...学生生活を歪曲しつつあるものはもはや決してただの就職問題=就職難だけではない...
戸坂潤 「学生の技能と勤労大衆」
...何でもないただの昔の日本女性の姿という非常にむつかしいものを...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...お子供衆はただの五十文...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いったい、いつごろのことなんだ」「終戦の年の四月八日」「なるほど……浸礼を受けたのは、結婚式の準備だったわけか」「そのとおり……断(こと)わっておくが、柚子さんは、その相手と、ただの一度も、文通したこともなければ、話をしたこともない...
久生十蘭 「春雪」
...ただの葉つぱだけぢやつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...たぶんこの男も前者同様ただの変人に過ぎないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...必要でないものはただの一品も持って来ていなかったからだ...
本庄陸男 「石狩川」
...ただの腎臓病にすぎなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むしろただのカタの乾いておらぬことを証する...
柳田國男 「地名の研究」
...なんとしてもただの人形師や蓑直しとは思われません...
吉川英治 「江戸三国志」
...ただの縄をかけたのでは...
吉川英治 「三国志」
...ただの「遊び」でそれをしているほど...
吉川英治 「春の雁」
...犬の声もただの犬の声でなく...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
