...たしなみなく大食いして...
太宰治 「俗天使」
...だがほんとうの優美というものはたしなみの深い都会人でなければ理解できないものであるから平凡のうちにおもむきのある此処(ここ)の風致もむかしの大宮人の雅懐(がかい)がなければ詰まらないというのが当然であるかも知れない...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...菊子嬢や綺羅子の方が遥(はるか)にたしなみがあるじゃないか」―――この不愉快な...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...相当に尺八についてのたしなみがあると見なければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしなみのない人間のことですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしなみのないザマなんでしょう」お角さんは...
中里介山 「大菩薩峠」
...まことに当然のたしなみだったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「新助はたしなみだと言つて一本づつはそれを持つて居るが――惡いものを射たな」佐々村佐次郎は獨り言ともなく言ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それがたしなみといふものだ」「へツ、そのたしなみ、生憎、懷中(ふところ)に三日と逗留したことはありませんよ、空つぽになると、紙入ほど邪魔なものはありやしません」「煙草入位はあるだらう」「それも、この月に入つてからは、お先煙草ときめましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「たしなみの良い佛樣ぢやないか」八五郎はさすがに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供の時に早飯(はやめし)と何とやらは武士の嗜(たしなみ)なんと云(いっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「それを訊(き)かれるのが、一ち、あっしにゃあつれえんで――」と、闇太郎は、わざとらしくもなく、目を反らして、「何でも、父御(ててご)、兄御の方々にはうらみのひとつもおっしゃりたいようでしたが、そこは、おたしなみで、何の御遺言もござんせんでしたよ」「う、うむ」と、隠居は腕を組む...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...置物の工合なんど高雅に見えて一入(ひとしお)の趣きあるは書生上りの中川が嗜(たしなみ)に非(あら)ず...
村井弦斎 「食道楽」
...殿上の若い役人の中で音楽のたしなみのある人は多かったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母の形見だという小粒の黒ダイヤのはまった指輪の手をたしなみ好く膝の上に重ねて少し俯向きかげんに人の話をきいている様子は母にそっくりであった...
矢田津世子 「父」
...贅沢のたしなみ過ぎたるものと思っていたのも...
横光利一 「旅愁」
...たしなみある都人(みやこびと)の間でも...
吉川英治 「平の将門」
...それが女のたしなみだったようである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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