...それ以来、私は、前よりもさらに幽鬱な人間になってしまいました...
芥川龍之介 「疑惑」
...そこで、それ以来、その女のやうなものを関係した中へ勘定したから、合せて男女(なんによ)四干四百六十七人に戯れた事になると云ふ次第さ...
芥川龍之介 「世之助の話」
...それ以来、ラジウム化合物はヘリウムを放出し、その際ラジウム一グラム毎に約二〇〇億カロリーの熱量を発生することが発見された...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...それ以来この時計屋敷は...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...それ以来、丈五郎が古い日記帳の一節を発見するまで、樋口の一族はこの財宝について何事も知らなかった訳である...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...それ以来明暗だけは分るが...
高浜虚子 「椿子物語」
...忘れました! それ以来...
谷譲次 「踊る地平線」
...それ以来はずっと...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...それ以来彼女はパリーにとどまってることができなくなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それ以来は古稀の祝と称えて誰れもする事である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...竜之助は門人に導かれてその人の前に跪(ひざまず)き、「拙者事(せっしゃこと)は江川太郎左衛門の配下にて吉田竜太郎と申す未熟者(みじゅくもの)」竜之助は我が名を表向き名乗る場合には、それ以来、吉田竜太郎の名を以てします...
中里介山 「大菩薩峠」
...とはいへ、それ以来、氏からの消息はばつたり絶えてしまつた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...それ以来この甥を貸りるやうになつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...「それ以来Bは、哀れな神経衰弱患者になつてしまつた...
牧野信一 「素書」
...それ以来気をつけて見ると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伝さんそれ以来左り前となってついに借金王と呼ばれるほどの境遇...
山本笑月 「明治世相百話」
...それ以来は藪山(やぶやま)の家に寝たっきりで――妻のおえつの看護(みとり)をうけていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこで武蔵は、自分の宿へ連れてゆき、なお、燈の下で篤(とく)とこの男の作品を見ると、凡作でないので、それ以来、何かと目をかけていたという話がある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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