...僕の妹が絞首台へ送られるか送られないですむかの瀬戸際に今立っているんだからね...
海野十三 「地獄の使者」
...出入口のすぐ前には私共のやすむ部屋がありまして...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...鉄の小箱の海図をぬすむことができなかったので...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...まっすぐに大きな藁葺きの本堂へすすむと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...あかねさすむらさき野...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...朝飯がすむと、羊三は昨夜おそく出来あがつた原稿を綴ぢたり、封筒に入れたりした...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...しかしとにかく傳馬船はすすむであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...石炭代四十億円ですむし...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...しかしあの男のは吐(つ)かなくってすむのに矢鱈(やたら)に吐くんだから始末に了(お)えないじゃありませんか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「その時のことを詳(くは)しく話して下さい」一應の挨拶がすむと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
槇村浩 「ハンニバル雪のアルプ越」
...はたこなたへとしるべするにやあらんと草鞋のはこび自ら軽らかに箱根街道のぼり行けば鵯(ひよどり)の声左右にかしましく我なりを見かけて鵯(ひよ)の鳴くらしき色鳥の声をそろへて渡るげな秋の雲滝をはなれて山の上病みつかれたる身の一足のぼりては一息ほっとつき一坂のぼりては巌端に尻をやすむ...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...たいていかるくすむだろうということでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ただですむと思つて? 今に見て御覽なさい...
三好十郎 「肌の匂い」
...さあもう危険を脱したと思ってようやく隊伍を乱してすすむところを見計らって追手をかけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...君すむかたの山あをくわれに笑む日か...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...会わせずにすむものなら...
吉川英治 「大岡越前」
...能役者たちの狂言が幾番かすむと...
吉川英治 「新書太閤記」
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