...同時に大沙漠の空想などは蜃気楼(しんきろう)のように消滅した...
芥川龍之介 「少年」
...はかなくも瞬時の蜃気楼(しんきろう)のように見る見るくずれて行くのを感じて...
有島武郎 「或る女」
...河鹿(かじか)が吐(は)く蜃氣樓(しんきろう)であるらしい...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...山谷(さんこく)の蜃氣樓(しんきろう)と言(い)つた風情(ふぜい)がある...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...蜃気楼(しんきろう)の名所は越中魚津なるが...
井上円了 「おばけの正体」
...腹の減ったときに蜃気楼(しんきろう)を見るようなもので...
海野十三 「蠅」
...また空には蜃気楼(しんきろう)のような現象がおこるものだから...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...白い蜃気楼(しんきろう)の様に浮び上った尖塔(せんとう)上の...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...キャフェ・ドュ・パリの空気が私にだけ見せてくれた蜃気楼(しんきろう)だったかも知れないのである...
谷譲次 「踊る地平線」
...蜃気楼(しんきろう)に欺されたりして...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...哀れな蜃気楼(しんきろう)として...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...幻や蜃気楼(しんきろう)は崩壊し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...水の上や海岸に起りがちな蜃気楼(しんきろう)というものではありませんか――そちらの方に竹生島があるとは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゆき子の眼には空に写る蜃気楼(しんきろう)のやうにも見えた...
林芙美子 「浮雲」
...自分は蜃気楼(しんきろう)のことを話そうとしているのかもしれないが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...其論文の構造は如何にも華麗にして恰(あたか)も蜃気楼(しんきろう)の如くなれども堅硬なる思想の上に立たざるが故に...
山路愛山 「明治文学史」
...一種の蜃気楼(しんきろう)に似た現象を起こす...
山本周五郎 「青べか物語」
...まぼろしか? 人間の蜃気楼(しんきろう)でもあったかのように...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
