...この無謀とさえ見える言葉を遠慮会釈(えしゃく)もなくいい出すのには...
有島武郎 「或る女」
...とても駄目だ……(癇癪(かんしゃく)まぎれにヤーシャに)なんという奴(やつ)だ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...お酌(しゃく)なども取り交ぜて五六人揃(そろ)っていたが...
徳田秋声 「縮図」
...向いの席をぞんざいに顎でしゃくって見せながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...山の神へまた何とか頼みに行くのもしゃくです...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...くしゃくしゃな渋め顔をして首を垂れた...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...始めて六尺横町(ろくしゃくよこちょう)の貸本屋から昔のままなる木版刷(もくはんずり)の『八犬伝(はっけんでん)』を借りて読んだ当時...
永井荷風 「伝通院」
...お前の他にはないはずだ」平次の論告は峻烈(しゅんれつ)で一歩も仮借(かしゃく)しません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」カラバ侯爵(こうしゃく)は...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「猫吉親方」
...私は彼女たちにちょいと会釈(えしゃく)をして...
堀辰雄 「美しい村」
...毎日夕食後に馬借町(ばしゃくまち)の宣教師の所へ通うことになった...
森鴎外 「二人の友」
...鼻であしらうのと腮でしゃくるのとは...
夢野久作 「鼻の表現」
...遺職(いしょく)勲爵(くんしゃく)は...
吉川英治 「三国志」
...拭いがたい呵責(かしゃく)をわれとわが身にしているのである...
吉川英治 「私本太平記」
...信長のそれは忽ち癇癪(かんしゃく)となって爆発するにきまっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...婆惜(ばしゃく)さんというあんな妙齢(としごろ)の娘を持ッてるくせにさ」「措(お)いとくれよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...呼延灼(こえんしゃく)が言ったように...
吉川英治 「新・水滸伝」
...矍鑠(かくしゃく)と持前の生命力をてかてかと顔じゅうに光らせて来たかの如く見うけられた...
吉川英治 「源頼朝」
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