...実際そのあとには不思議なほどしめやかな沈黙が続いた...
有島武郎 「或る女」
...――しめやかなうれしさがからだいつぱいになつた...
種田山頭火 「其中日記」
...しめやかなものですよと私が答へる...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてしめやかな雨の音...
種田山頭火 「其中日記」
...飲んでも酔はない二人であるく(樹君に)日記といふもの改作再録・ゆふなぎしめやかにとんでゐるてふねてゐるてふ・病みて寝てまことに信濃は山ばかり・ちんぽこもおそそもあふれる湯かな(千人風呂)山があれば山を観る雨のふる日は雨を聴く春...
種田山頭火 「其中日記」
...まことにしめやかな会合ではあつた...
種田山頭火 「其中日記」
...……おちついてしめやかな老境...
種田山頭火 「其中日記」
...もく/\としてしめやかな一日だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...さて子供(かれ)は聴く気づかはしげな薔薇色のしめやかな蜜の匂ひのするやうな二人の息(いき)が...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...さわいでさわいで騷ぎぬかうと思ひますとて手を扣(たゝ)いて朋輩を呼べば力ちやん大分おしめやかだねと三十女の厚化粧が來るに...
樋口一葉 「にごりえ」
...さわいでさわいで騷(さわ)ぎぬかうと思(おも)ひますとて手(て)を扣(たゝ)いて朋輩(ほうばい)を呼(よ)べば力(りき)ちやん大分(だいぶ)おしめやかだねと三十女(おんな)の厚化粧(あつげしよう)が來(く)るに...
樋口一葉 「にごりえ」
...いとしめやかに控えていた...
久生十蘭 「蝶の絵」
...さては神田の小柳などの暗いしめやかな昼席のしじまを...
正岡容 「東京万花鏡」
...話はしめやかである...
森鴎外 「独身」
...「人生はいつも淋しくしめやかに見える...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...一同の足なみも何となくしめやかに...
吉川英治 「江戸三国志」
...物の哀れとしめやかな愛情とを核心とする日本人の芸術は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこにはたましいの融合を信じまた実現したしめやかな愛の生活がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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