...しぼんだゴムふうせんのようなものが三つ四つと...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...しぼんだゴムふうせんの一つをとって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...胸のへんがふくれたりしぼんだりしていたからです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...さもしく醜くきたなくしぼんだ...
太宰治 「道化の華」
...酸漿(ほおずき)のしぼんだようなものを何本となく藁束(わらたば)に刺したのを肩へ担いで...
谷譲次 「踊る地平線」
...・お茶でもすませる今日が暮れた・散つては咲く梅の水かへる寒うなつて葉ぼたんうつくしい生活の御詠歌うたふも寒いこと・音たてゝ食べる夜(ヨル)の人・街の雑音の密柑むく・星が寒う晴れてくるデパートの窓も・いちりんのその水仙もしぼんだ尿する月かくす雲のはやさよ寒月の捨犬が鳴きつゞける一月八日朝のうちはうらゝかな晴れだつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...貴女一人に身も世も捨てた私しや初恋しぼんだ花よ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...澄子の哀れにしぼんだやうな遺骸を敷布で卷いて部屋の隅に置いた...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...よしんば私をしぼんだ風船にしたにしろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二十七日のお手紙でしぼんだ風船になったことやこのお手紙にこめられているものいろいろ自分の心として考えてみて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しぼんだりふくれたり様々の芸当を演じるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かすかにふくらんだりしぼんだりしているのを見ていると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...不意にしぼんだように怒りの形相が完全に消えてしまう...
三好十郎 「冒した者」
...ダラリと小さくしぼんだ腰をそのままに...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...顏なども急にしぼんだように見える...
三好十郎 「肌の匂い」
...濱晝顏の花のしぼんだ雜草の上に腰を下ろして...
三好達治 「一點鐘」
...辛いですから」伊兵衛はしぼんだ顔になり...
山本周五郎 「雨あがる」
...おれは暫くはがたがたの椅子に掛けてしぼんだような顔をしているんだろう...
山本周五郎 「陽気な客」
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