...「さようなら!」と言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...では左様(さよう)なら...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...「さようにございます...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」「さようでございます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...うそのような、――さよう、私は下手な小説書きだが、それでもこんなうそのような筋はとても書けない...
高見順 「如何なる星の下に」
...「さようでござりますな...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...――「さようならどうぞ!」そしてハンカチを振る...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...」「はいさようでございます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...土(つち)が徹宵(よつぴて)さういふ作用(さよう)を營(いとな)んだばかりに...
長塚節 「土」
...さようで、へい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...しかしさような宝を手頼(たより)にいたすは尋常(よのつね)で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...六月十三日遺書をお書きになり御一緒につれていっていただくみなさんさようなら父上様母上様御苦労ばかりおかけしましたごめんなさいお体御大切に...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...「あのとき友達のところへゆくまえに、茶を一杯啜るだけでも、考えが変ったかもしれない、堀端を歩くとか、絵を眺めるとか、ほんのちょっと気をしずめてからにすれば、事情はまったく変っていたかもしれません、そうでなくとも、あの少年時代の、うしろからついて来る足音、落葉を踏みながらついて来た足音や、友達の云ったあの言葉を思いだすだけでもよかったのです」老人はどこを見るともない眼つきで、明けてくる河原の向うを見まもった、「あやまちのない人生というやつは味気ないものです、心になんの傷ももたない人間がつまらないように、生きている以上、つまずいたり転んだり、失敗をくり返したりするのがしぜんです、そうして人間らしく成長するのでしょうが、しなくても済むあやまち、取返しのつかないあやまちは避けるほうがいい、――私がはたし合を挑んだ気持は、のっぴきならぬと思い詰めたからのようです、だが、本当にのっぴきならぬことだったでしょうか、娘一人を失うか得るかが、命を賭(か)けるほど重大なことだったでしょうか、さよう、……私にとっては重大だったのでしょう、家名も親も忘れるほど思い詰め、はたし合の結果がどうなるかを考えるゆとりさえなかったのですから」「どんなに重大だと思うことも、時が経ってみるとそれほどではなくなるものです」と老人は云った、「家伝の刀ひとふりと、親たちの位牌(いはい)だけ持って、人の家の裏に立って食を乞い、ほら穴や橋の下で寝起きをしながら、それでもなお、私は生きておりますし、これはこれでまた味わいもあります、そして、こういう境涯から振返ってみると、なに一つ重大なことはなかったと思うのです、恋の冷える時間はごく短いものでしたし、友の出世もさしたることではない、友達はその後さらに出世をしたでしょう、ことによると城代家老になったかもしれませんが、いまの私には羨(うらや)む気持もなし、特に祝う気持もない、ただひとつ、思いだすたびに心が痛むのは、あのはたし合で友を斬ったことです...
山本周五郎 「橋の下」
...そのしほ女が現われたんだ」「――新町へか」「さよう...
山本周五郎 「山彦乙女」
...とっくからさよう思うて御覧じておりましつろう」「ハイ……まことに不思議な事と存じてはおりましたが……どうして又そのような事まで……」「ハハハ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...某もさように存じておったところ……」「さらば」「さらば」というのでドロンゲームになったが...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...やはり正直者はばかをみるということですかな」答「さよう一概にはいえませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...ご返答はなりませぬ」「賢いの……六条どの」「さようか」「ふ...
吉川英治 「親鸞」
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