...さっさと中へはいって行った...
芥川龍之介 「上海游記」
...さっさと幟(のぼり)のかげへ見えなくおなんなすったんですが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...気骨が折れぬでさっさと行ける...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...おれはもう、貴様との交際は、真平だ」そういって顔子狗は、さっさと、向うへ歩みだした...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...さっさと仕事をつづける...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...船のことか? さっさと言ってみろ! 何の話だった?」「船底潜(ふなぞこもぐ)らせ(註三六)のことを話してたんでさ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...さっさと上の街道に上って来てしまい...
田中英光 「箱根の山」
...原口は丁寧にお辞儀をしてさっさと出て行った...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...彼はさっさと茶の間へ通った...
豊島与志雄 「波多野邸」
...袂(たもと)のなかから煙の出る鯛焼(たいやき)を出してさっさと食べてしまうと...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...「さっさと片づけて早く帰るとしようぜ」と杉本が言った...
本庄陸男 「白い壁」
...さっさと梯子を降ろしてしまった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...と云って一人でさっさと帰って行く...
宮本百合子 「秋風」
...おめえの嘘(うそ)っぱちなんか聞くもんか、さっさと帰れ、もう二度とふたたび来るんじゃないよ...
山本周五郎 「青べか物語」
...「さっさとあるかねえか」栄二はあるきだした...
山本周五郎 「さぶ」
...頼むよ」こう云って秀之進はさっさと踵を返した...
山本周五郎 「新潮記」
...話をつけるから外へ出てくれ」「外へ出ろって」「そのほうが手っ取り早いっていうんだ」万三郎は自分の道具を持ってさっさと外へ出た...
山本周五郎 「風流太平記」
...裏の木戸からさっさと帰ってしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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