...僕等より一足さきに...
石川欣一 「比島投降記」
...さきに立っているのは...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...そちはさきへかへれといふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...自分の気持を殺して、人につとめることは、きっといいことに違いないんだけれど、これからさき、毎日、今井田御夫婦みたいな人たちに無理に笑いかけたり、相槌(あいづち)うたなければならないのだったら、私は、気ちがいになるかも知れない...
太宰治 「女生徒」
...先物(さきもの)三十円を突破する乱調な相場を来した...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...ことごとく切先(きっさき)へ集まって...
夏目漱石 「夢十夜」
...焼いたするめを皿に小さく裂きながら、自分の指さきに、きらきら光るやうな安易な幸福を感じてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...私がこの春帰郷して義兄の事務所を訪れた時のことがまづ目さきに浮んだ...
原民喜 「廃墟から」
...前の晩に食べたものが何となく胸のさきへつかへてゐて気持が悪くつて仕様がない……斯うやつて見ると――」さういつて私は...
牧野信一 「毒気」
...これから後(さき)とても一生涯(しやうがい)そんな事(こと)の有(あ)らう筈(はづ)がない...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...さうしてまた此先(このさき)をも...
水野仙子 「悔」
...彼らはふふんと鼻のさきでわらう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)さきごろ逝(ゆ)かれたアルバ公および我々の元帥ド・モンモランシーの御一生は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...土竜鼠(むぐらもち)がいるといって朸(おうこ)のさきで突いて見ると...
柳田国男 「山の人生」
...その茶屋の店さきにも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...このさきはわからないが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...堅固に守れとの御意でもあった」さきの罪も問われず...
吉川英治 「新書太閤記」
...後前(あとさき)の考えもなく年景について参りました...
吉川英治 「親鸞」
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