...ひとりの老婆(ろうば)が小さい孫娘(まごむすめ)といっしょにそこに住んでいて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...叔母(をば)たる北の方は年若く業平(なりひら)の孫女(まごむすめ)にて絶世(ぜつせい)の美人(びじん)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...―――四代目市川鷺十郎(さぎじゅうろう)の孫女(まごむすめ)に当るので俗に「鷺さくさん」と呼ばれた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...洗い髪の兵庫結(ひょうごむす)びかなにかに結った年増の婀娜者(あだもの)のように見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...前(まへ)の御婆(おばあ)さんが八(やつ)つ位(ぐらゐ)になる孫娘(まごむすめ)の耳(みゝ)の所(ところ)へ口(くち)を付(つ)けて何(なに)か云(い)つてゐるのを...
夏目漱石 「門」
...これは定(さだ)めし祖母(そぼ)と孫娘(まごむすめ)とが同時(どうじ)に病死(びようし)したものを葬(はうむ)つたものと思(おも)はれます...
濱田青陵 「博物館」
...あの女の人は孫娘(まごむすめ)らしい...
宮沢賢治 「泉ある家」
...大正五年に八十二歳の齢を重ねて健存せる蘭軒の孫女(まごむすめ)おそのさんの談片の如き...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然るに蘭軒の孫女(まごむすめ)の曾能(その)さんの聞く所に従へば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...斎の孫女(まごむすめ)は後に蘭軒の子柏軒に嫁し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その八十七池田錦橋は後に一たび蘭軒の孫女(まごむすめ)の婿となる全安の祖父である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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