...おねが――!」がツくりと倒れかけた――櫻の一つの根もとに敷かれた乞食のこもの端に...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...今日しも主家の廝(こもの)に曳(ひ)かれて...
巌谷小波 「こがね丸」
...お前達がやっつけたのか」「そうよ」こもの問(とい)に応じて一人の少年が気競(きお)って答えた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...それをこもの中から出ている手に握らせながら...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...にこにこもので燐寸(マツチ)を弄くりながら歸つて來た...
薄田泣菫 「西大寺の伎藝天女」
...難しくいうと「古物語(こものがたり)に現れたる...
橘外男 「雷嫌いの話」
...小者(こもの)端女(はしため)に至るまで...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前の小者(こもの)が尋ね惑うているところの先生であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...土方といえども頭(かしら)がやられりゃ皆々出かける中間(ちゅうげん)小者(こもの)に劣った了簡(りょうけん)引っこみ思案は泰平な時だよこれほど励まし...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...この時賤(いや)しき厠卒(こもの)ありて小さき籃(かご)に無花果(いちじく)を盛りて参らす...
夏目漱石 「虞美人草」
...丸(まる)で一丁字(いつていじ)もない小廝(こもの)の樣(やう)に丁寧(ていねい)であつた...
夏目漱石 「門」
...御伽草子(おとぎぞうし)の天稚彦物語(あめわかひこものがたり)は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...あとは中間(ちゅうげん)小者(こもの)と人足で...
山本周五郎 「風流太平記」
...それを自分の小臣(こもの)に持たせて...
吉川英治 「三国志」
...屋敷の小者(こもの)のふりをして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...葛布(くずふ)の小者袴(こものばかま)に藍木綿(あいもめん)の肩衣(かたぎぬ)を着ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...小者(こもの)や百姓たちの屯(たむろ)...
吉川英治 「日本名婦伝」
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