...力瘤(ちからこぶ)の動くような気がします...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...あなたは勇ましく拳(こぶし)を握りしめた...
竹久夢二 「少年・春」
...朝の富士は白いあたまの春の雲松の木あざやかに富士の全貌ぶらんこぶら/\若葉照る街の騒音何の木か咲いてゐる東京をうたふ...
種田山頭火 「旅日記」
...小夜子は握り拳(こぶし)で紫檀(したん)の卓を叩(たた)きながら...
徳田秋声 「仮装人物」
...大きな挙(こぶし)が突出された...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...老人は頗(すこぶ)る上機嫌に見える...
中島敦 「南島譚」
...またすこぶるできにくいのである...
夏目漱石 「作物の批評」
...人(ひと)の勇氣(ゆうき)を鼓舞(こぶ)したり激勵(げきれい)したりするものが宜(よろ)しう御座(ござ)いませう...
夏目漱石 「門」
...つくずく世のありさまをながめると、生れた得(とく)はたのしみだけ、そのほかは無だ!137いつまで有る無しのわずらいになやんでおれよう?短い命をたのしむに何をためらう?酒盃に酒をつげ、この胸に吸い込む息が出て来るものかどうか、誰に判ろう?138仰向(あおむ)けにねて胸に両手を合わさぬうち*、はこぶなよ、たのしみの足を悲しみへ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...眼ざめつつある一日と完全に調和していることをよろこぶ声のように...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...頗(すこぶ)る智慧(ちま)才覚が有ッてまた能(よ)く智慧才覚を鼻に懸ける...
二葉亭四迷 「浮雲」
...拳(こぶし)が加へ得る限りのはげしい打撃を彼の鼻に狙(ねら)つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...すこぶる密接な関係あるべきことを思う...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...人と猴類と体格すこぶる近く...
南方熊楠 「十二支考」
...おらあこぶの八兵衛てえもんだが...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...面(つら)と瘤(こぶ)をふくらましてそッぽを向いたままである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ほかの乾分(こぶん)はさっきから...
吉川英治 「八寒道中」
...鼻と拳(こぶし)の間から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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