...好奇(ものずき)な統計家(とうけいか)が概算(がいさん)に依れば小遣帳(こづかいちやう)に元禄(げんろく)を拈(ひね)る通人迄(つうじんまで)算入(さんにう)して凡(およ)そ一町内(いつちやうない)に百「ダース」を下(くだ)る事あるまじといふ...
三文字屋金平 「為文学者経」
...おこづかいは十分というわけには行かなかった...
海野十三 「火星探険」
...入(はい)って来(き)たのはハバトフならぬ小使(こづかい)のニキタ...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...このとき小使(こづかい)がベルのボタンを押(お)したので...
ソログーブ・フョードル 米川正夫訳 「身体検査」
...「杖頭(こづかい)もないのに厭(いや)なこった」「まあ...
田中貢太郎 「女の姿」
...彼女にお小遣(こづかい)を贈ろうとした...
徳田秋声 「仮装人物」
...小遣(こづかい)取りの口に有りつくのは容易でなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...また何某(なにがし)かの小遣(こづかい)をくれて行った...
徳田秋声 「縮図」
...まだお神に小遣(こづかい)をせびるほど零落(おちぶ)れはしないよ...
徳田秋声 「縮図」
...月々の小遣(こづかい)や...
徳田秋声 「縮図」
...何でも月に二三返(べん)は伝通院(でんずういん)辺の何とか云う坊主の所へ相談に行く様子だ」「親類に坊主でもあるのかい」「なに坊主が小遣(こづかい)取(と)りに占(うらな)いをやるんだがね...
夏目漱石 「琴のそら音」
...小使(こづかい)に負ぶさって帰って来た時...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...かみさんは主人が怒るたんびに八っちゃんを泣かして小遣(こづかい)になるかも知れんが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そのころ僕の小遣銭(こづかいせん)は一週間に二十銭と定(き)まっていたからして...
新渡戸稲造 「自警録」
...「小使(こづかい)」と称する賃銀の内金を...
火野葦平 「花と龍」
...私は小遣銭(こづかいせん)の許す範囲で...
夢野久作 「鉄鎚」
...北四川路のジャウデン・マジソン会社の小使(こづかい)...
横光利一 「上海」
...お袖の小費(こづかい)をゆたぶッてやろう...
吉川英治 「大岡越前」
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