...少々(せう/\)ぐらつく欄干(らんかん)に凭(よ)りかゝると...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...うまった跡にぐらつく安借家が出来た...
岩野泡鳴 「耽溺」
...またせっかく決心したことでも少し思うようにならぬとぐらつく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...船足のよくとれてない船がわずかな物にぶつかってもぐらつくと同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その信念が多少ともぐらつく度に...
豊島与志雄 「常識」
...心のうちでぐらつくのを見て不安を覚えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ぐらつく王位を固めんためには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...吃水(きっすい)の浅い船はぐらつく...
中島敦 「光と風と夢」
...ところがその晩ボースンは船長から「ねじ」のぐらつくほど「油をしぼられた」のであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ぐらつく舟は前と後に重みをつけ...
本庄陸男 「石狩川」
...折角(せつかく)築上(つきあ)げて來た藝術上の信仰(しんかう)が根底(こんてい)からぐらつくのであツた...
三島霜川 「平民の娘」
...詩とはなにかと来られると四十年の年月もぐらつくみたいで先ず...
山之口貘 「詩とはなにか」
...終りに「手紙の遣(や)り取りなどすると心がぐらつくから当分は便りをしない...
山本周五郎 「柳橋物語」
...――手紙のやりとりなどすると心がぐらつくから当分は便りをしない...
山本周五郎 「柳橋物語」
...その石に入した鉄棒がぐらつくので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ぐらつく筈はありません...
吉川英治 「新書太閤記」
...小舟のようにぐらつく...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...小舟のようにぐらつく...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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