...この精神をよく汲みとってくれる人のはなはだ少ないのは遺憾に堪えない次第である...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...こちらの洒落(しゃれ)を皆寛大に理解してくれる人々だと分った...
岩野泡鳴 「猫八」
...それをこしらへてくれる人に感謝する...
種田山頭火 「其中日記」
...著者の側では同じことを書いた第何回目かのを始めて読んでくれる人もやはりあるのであろう...
寺田寅彦 「随筆難」
...また郷里へ注文して取寄せてやろうかと云ってくれる人もあった...
寺田寅彦 「石油ランプ」
...同情してくれる人はだいぶあると思うから白状するが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...紀念してくれる人があるとその度ごとに生き返るんだ...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...ほとんど毎月のように匿名(とくめい)批評で取りあげて「野村胡堂と吉川英治に注目する」と書いてくれる人があった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...乗り出した船だけどそれはどろどろの街路であつたこわれた自動車のやうに私はつゝ立つてゐる今度こそ身売りをして金をこしらへ皆を喜ばせてやらうと今朝はるばると幾十日めで東京へ旅立つて来たのではないかどこをさがしたつて私を買つてくれる人もないし俺は活動を見て五十銭のうな丼を食べたらもう死んでもいゝと云つた今朝の男の言葉を思ひ出して私はサンサンと涙をこぼしました...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...お金をかけてくれる人がなくちや...
林芙美子 「浮雲」
...万事奢(おご)ってくれる人が出来たこと)...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...いままで他人にこれほどよくしてくれる人はいませんでしたから」「いいえ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...私に使えてくれる人々に良くしないとか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...見向きもしてくれる人はないと思っているよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...案内してくれる人があって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...母子で一緒に行ってやろうかと言ってくれる人も人としてはこの上ないのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...僕のような者の処(ところ)へ嫁に来てくれる人がありません」と窃(ひそか)に先方の気を引いてみる...
村井弦斎 「食道楽」
...その四教義を講義してくれる人は...
吉川英治 「親鸞」
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