...丈夫な牙(きば)を持った犬は意気地(いくじ)のない猿を莫迦(ばか)にする...
芥川龍之介 「桃太郎」
...毛むくじゃらの熊ではありませんか! 熊は下の中庭に立っているのがたいくつになったのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...終に全く失明して口授(くじゅ)代筆せしめて完了した苦辛惨憺を思えば構想文字に多少の倦怠のあるは止むを得なかろう...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...老いたる父母の貧しうくらすを看過(みすご)しがたしとて志も挫(くじ)け気の衰ふるにつけ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...碧澗から白刃(はくじん)を擲(なげう)つように溌溂(はつらつ)として躍り狂うのであるから...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...お前と同じような大しくじりをするところまでいったんだ...
太宰治 「親友交歓」
...今日来るそうだがどこで僕と落ち合うことになっているかとうるさく訊くじゃあないか...
林不忘 「安重根」
...女で失策(しくじ)ったのだ」「エ...
中里介山 「大菩薩峠」
...しばらくじっとしていた...
中島敦 「プウルの傍で」
...謝まらさす方がいいだろう」「それを気違の方で謝まれって云うのは驚ろくじゃないか」「そんな気違があるのかい」「今の豆腐屋連(れん)はみんな...
夏目漱石 「二百十日」
...有徳人(うとくじん)(分限者)になりあがるし...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...これが失敗(しくじ)っちゃって……...
久生十蘭 「キャラコさん」
...温順(おんじゆん)に壓制君主(あつせいくんしゆ)の干渉(かんしよう)に服從(ふくじう)してゐたら...
三島霜川 「平民の娘」
...なめくじさん...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...食事(しょくじ)のあとでにいさんのひとりひとりにこの花をひとつずつあげようと思いました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「十二人兄弟」
...おれはもう挫(くじ)けてしまいそうだ」おれは独りだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その独参湯(どくじんとう)的な味がつつまれている...
吉川英治 「新書太閤記」
...蒟蒻島(こんにゃくじま)で知人(しりびと)が...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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