...いくさやぶれて自刃するは猛将の法なりとこそ聞き及びぬ」と...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...部落の後に拡がっている草山(くさやま)を独(ひと)り下(くだ)って来た...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...我住(わがすむ)魚沼郡(うをぬまこほり)は東南の(いん)地にして○巻機山(まきはたやま)○苗場山(なへばやま)○八海山(はつかいさん)○牛(うし)が嶽(たけ)○金城山(きんじやうさん)○駒(こま)が嶽(たけ)○兎(うさぎ)が嶽(たけ)○浅艸山(あさくさやま)等(とう)の高山(かうざん)其余(そのよ)他国(たこく)に聞(きこ)えざる山々波濤(はたう)のごとく東南に連(つらな)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...照りのいいくさやの干物を連想させると見た...
高見順 「いやな感じ」
...その草藪(くさやぶ)を通って旅館の裏手から入ろうとしているところであった...
田中貢太郎 「草藪の中」
...裏口の針金をもうしわけに引いた柵を跨(また)いで草藪(くさやぶ)へ往った...
田中貢太郎 「草藪の中」
...今でもその住んでゐた城の址(あと)はその村の西の一隅に草藪(くさやぶ)になつて残つてゐるが...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...川原の草藪(くさやぶ)の中にはやはりキリギリスが鳴いた...
田山花袋 「田舎教師」
...真暗い五月闇(さつきやみ)に草舎(くさや)の紅い火を見るも好い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...人の住む矮(ひく)い草舎(くさや)が一棟...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...嫩草山(わかくさやま)の麓の茶屋に来た頃は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...已(すで)に葺屋町(ふきやちょう)堺町(さかいちょう)の両芝居は浅草山(あさくさやま)の宿(しゅく)の辺鄙(へんぴ)へとお取払いになり...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...佐原屋の四人組に家をつぶされた天草屋(あまくさや)の次男……」そう言い捨てて闇だまりから立ちあがると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...どうしてそんなにのろくさやってるのさ!』と叱責を蒙った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...くさやの干物と牡丹餅(ぼたもち)じゃ勝負になるまい...
正岡容 「寄席」
...山に見る道士のころも春過ぎて猶目に紅し桃の花かと大連の港の上の草山(くさやま)に桔梗の色の初夏を嗅ぐ実際に山上から見る此日の空も海気も桔梗色をしてゐた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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