...又着る人もなく裁(た)たれた錦繍(きんしゅう)のようだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...金州(きんしゅう)の戦い...
田山花袋 「田舎教師」
...固有でない環境に置かれれば錦繍(きんしゅう)でもきたなく...
寺田寅彦 「沓掛より」
...娘たちのために古今集(こきんしゅう)を書いてやったり...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十八年の春金州(きんしゅう)に行きし時は不折君を見しより一年の後なれば少しは美といふ事も分る心地せしにぞ新たに得たる審美眼を以て支那の建築器具などを見しは如何に愉快なりしぞ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...錦繍(きんしゅう)の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...観客麕集(きんしゅう)ついに警官出張してその通行を遮(さえぎ)るに及んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...はなやかな錦繍(きんしゅう)の服と精巧な作の箱...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...榊原琴洲(さかきばらきんしゅう)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...襤褸(らんる)にも錦繍(きんしゅう)にも堪えうる人を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これに錦繍(きんしゅう)をまとわしむるに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...錦繍(きんしゅう)帳裡(ちょうり)に枯葉(こよう)を撒(さん)ず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...古今集(こきんしゅう)か何かの和歌の書が読みさして伏せてあった...
吉川英治 「上杉謙信」
...後宮の美姫数百人にはみな綺羅錦繍(きらきんしゅう)を粧(よそお)わせ...
吉川英治 「三国志」
...真紅金繍(しんくきんしゅう)の燃ゆるごとき魏の王旗を中心に...
吉川英治 「三国志」
...「司馬懿(しばい)」の三文字が金繍(きんしゅう)の布(ぬの)に黒々と縫い表わされてあるではないか...
吉川英治 「三国志」
...欽奉聖旨(みことのりをほうじて)西岳降香(せいがくにこうこうす)大臣(だいじん)宿元景(しゅくげんけい)と書いた金繍縁(きんしゅうべり)の黄旗がゆるい川風になびいていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...勾欄の一角に錦繍(きんしゅう)の幟(のぼり)が立った...
吉川英治 「新・水滸伝」
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